まぁまぁ

ノープランで、なんとなく書いてます。(※投稿後も、気になったらちょくちょく修正追加更新します)

キングコング西野の炎上事案、考えてみた。

(個人的には、わりとどうでもいい事案ではあるけど・・・)まぁ、キングコング西野サイドの勝利になるわな。

spotlight-media.jp

えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

一連の西野ブログを確認してみた・・・


(1) お金の奴隷解放宣言。 lineblog.me

自分のお金で買えない小学生の例を持ち出して、「(絵本を無料にするわけではなく、内容を公開することを)無料化」宣言して「お金の奴隷解放宣言」と。

結果:炎上(この書き方だと炎上するわな) ← たぶん、おおよそ狙い通りと思われ。

(2) 『えんとつ町のプペル』を無料公開したらAmazonランキングが1位になった。 lineblog.me

「炎上した結果、絵本の売上が拡大しましたよ」という報告と、内容を無料公開した真意を説明。

(3) 声優・明坂聡美の危うさ。 lineblog.me (4) 絵本とフリーミアムの相性 lineblog.me

批判(炎上)を沈静化させるため?に、フリーミアムモデルの説明。 ← さらに、炎上の継続を狙ってる?


やってること(絵本のフリーミアムモデル)は、真っ当だし、(本人が望んでるかわからないけど)定着した嫌われキャラを利用した炎上商法が見事にハマって、絵本自体の売上拡大という結果かな。

www.tv-asahi.co.jp

正当に売上拡大を狙うなら、(1)より(2)を先に書いて無料化しておけば、それなりの成果はでていたんだろうけど、(1)で炎上させたことでより大きな成果が得られたという結果かな。

故意に炎上させると、作品そのものや本人の好感度が落ちるリスクがあるので、普通はやらないんだろうけど、嫌われキャラが定着しかけてる「キングコング西野」としては、ほとんどリスクが無い(むしろ、よりキャラ定着を狙える)のがポイントかな。ただし、このせいで作品は純粋に評価されにくくなる可能性はあるかもね。(それでも「よりたくさんの人に作品を知ってもらう」という狙いは達成できるかな)

「絵本」だから、フリーミアムモデルが適用できて、それがハマったという点は、もっと強調されるべきだと思うんだけどな・・・

ただ、個人的にはフリーミアムモデルのきっかけとなったとされる「自分のお金で買えない小学生」が、ダシに使われた感がなんかモヤモヤするんよな・・・

お笑い好きとして「キングコング西野」という人は、芸人としてもそれなりに才能はあると思う(ただ、自分がハマるタイプの笑いでは無いけど)し、絵本作家としての才能はワカラナイ(スゴイ絵を描くとは思う)けど、今回の一連の流れを見ても頭はキレる人なんだなとは思う。

そもそも、嫌われキャラで成功するって難しいよな。「嫌われ」はキャラであって、それで成功するには、むしろ実際は好かれる人である必要があるだろうし、それがバレたらキャラとして成立しないし・・・

今回の事案で、こうすればこうなるのかぁ・・・ということが、勉強になりました。(これを参考に、何かするわけでも無いけど)

あと、個人的に絵本を買うなら新井さんの絵本を買いたい!(というか、もう買ってる)・・・これはフリーミアムしても、あまり効果なさそうかな。

新井貴浩物語

新井貴浩物語